ハートベーカリー21クラブ主催 第3回勉強会当協会協賛による カナダ産メープル製品を使った製パン技術講習会


ケベック・メープル製品生産者協会は、ハートベーカリー21クラブ主催の第3回勉強会に協賛、2015年2月25日に「カナダ産メープル製品を使った製パン技術講習会」を大阪で開催、約50名のクラブ会員および会員紹介による一般製パン職人が参加しました。
本講習会の講師、サ・マーシュの西川シェフは、「グラニュー糖を使うより、メープルシュガーの方が旨味とコクが増してたいへん美味しくなる」また「ドライフルーツの中でもフィグとは、味も香りも抜群の組み合わせで、フィグと相性の良いクルミや黒胡椒にも合うはず」「全粒粉を使ったパン・ミルポワ(具材:セロリ、にんじん、玉ねぎソテー)の場合、生地にメープルビネガーを入れることで、味とコクがでて、全粒粉との相性もよく、メープルの香りが引き立つ」とコメント。そしてシェ・サガラの相良シェフは、「メープルシュガーはグラニュー糖に比べて、カラメル化するのが遅く、生地にしっかり焼き込めるし、キャラメルの甘味、深み、コクを出すことができる」「生姜を入れた全粒粉パンでは、メープルシロップとシュガーが生姜の辛味をまろやかにするため、生地に練りこむことで、全粒粉の臭みを抑えることができる」と、二人ともに特にメープルシュガーとビネガーに注目、その特長に対する深い洞察力で、メープルが見事に生かされたレシピが誕生しました。

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