ポトヴァン=コーミエ一家
メープルファーム ル・ムルムール・デュ・プランタン
Potvin-Cormier Family, the owner of Le Murmure Du Printemps
オーナー
ピエール・コーミエ さん
所在地
カナダ ケベック州 ダナム
生産歴
22年
ケベック州南部にある街ダナム近郊にエラブリエール・ル・ムルムール・デュ・プランタン、「春のささやきのメープル林」という美しい名を持つシュガーブッシュがあります。
このメープルファームはピエール・コーミエとマリー・ジョゼ・ポトヴァン夫妻が22年前に設立、以来惜しみない努力と献身によって彼らの夢が現実となり、今では年間23,000タップもの大規模なオーガニック・メープル事業に発展、メープル樹液から様々な素晴らしい品質の製品を生み出しています。
ピエールは幼い頃から父親と一緒にメープルシロップを作り、マリー・ジョゼはファーナム付近の農業で育ちました。そのおかげで体力的に厳しいメープルの生産にも一切抵抗なく打ち込むことができると言います。ふたりの出会いはサン・ティヤサントの農業技術研究所。彼らに共通する農業に対する情熱は、やがてお互いを想う愛へと発展しました。
このメープルファームはピエール・コーミエとマリー・ジョゼ・ポトヴァン夫妻が22年前に設立、以来惜しみない努力と献身によって彼らの夢が現実となり、今では年間23,000タップもの大規模なオーガニック・メープル事業に発展、メープル樹液から様々な素晴らしい品質の製品を生み出しています。
ピエールは幼い頃から父親と一緒にメープルシロップを作り、マリー・ジョゼはファーナム付近の農業で育ちました。そのおかげで体力的に厳しいメープルの生産にも一切抵抗なく打ち込むことができると言います。ふたりの出会いはサン・ティヤサントの農業技術研究所。彼らに共通する農業に対する情熱は、やがてお互いを想う愛へと発展しました。
父親から受け継いだ、
メープル生産への愛
ピエールの父親は、メープルシロップ作りに最も必要なシュガーブッシュを持っていませんでした。代わりに、親戚の家の手伝いをしていましたが、メープルへの愛が留まることを知らず、やがて息子であるピエールを、学校を休ませてまで一緒にメープル作りに参加させていました。
やがて、ピエールの父親は念願だったシュガーブッシュを手に入れますが、その大きさは食べて暮らしていける程のものではありませんでした。父親が亡くなり、彼のシュガーブッシュを売り渡さなければならなくなりましたが、ピエールのメープルへの愛も留まることなく、15年後アントワンという第二の父親のような存在の男性からシュガーブッシュを受け継ぎ、今に至るのです。
やがて、ピエールの父親は念願だったシュガーブッシュを手に入れますが、その大きさは食べて暮らしていける程のものではありませんでした。父親が亡くなり、彼のシュガーブッシュを売り渡さなければならなくなりましたが、ピエールのメープルへの愛も留まることなく、15年後アントワンという第二の父親のような存在の男性からシュガーブッシュを受け継ぎ、今に至るのです。
メープル生産者の想い
メープルは生産者にとって糧を得るための「商品」であるだけでなく、長年受け継いできたカナダの重要な文化であり、彼らを現在まで生かしてくれた大自然からの大切な贈り物でもあります。この特別な自然甘味料を国内だけでなく日本やその他の国でも楽しんでもらうべく、彼らは日々まごころを込めて仕事に取り組んでいます。
子供たちに託す未来
ピエールとマリー・ジョゼにとって人生の宝物である3人の子供たち。彼らは土地に対する敬意と「本気で取り組めばなんでも出来る」という強い信念を両親から譲り受け、長男のアレクシスは将来父母が引退する際にはメープル生産を引き継ぐべく、毎日仕事に励んでいます。
“私の人生にとって
何より大切なのは、
子どもたち、そして私の森。
だからこの森を
子供たちに託すのは、
当然の成り行きです。”
何より大切なのは、
子どもたち、そして私の森。
だからこの森を
子供たちに託すのは、
当然の成り行きです。”
“I love my trees so much that I passed them on to my children. That makes perfect sense to me.”