メープルシロップは、天然の樹液成分とそれを煮詰めて作る過程により100種類以上にもおよぶ香気成分を含んでいます。そのため、甘味同士だけでなく、酸味、塩味、辛味、苦味など、あらゆる種類の味とうまくマリアージュすることができるのです。なかでも、米酢、醤油、味噌など、和食に使われる調味料と非常に相性が良く、メープルシロップをみりんの代わりに使うことで、それぞれの風味を引き立て、料理に深い味わいを加えることが出来ます。奥深い旨味を引き出すために時間をかけて煮込む調理方法がありますが、樹液をゆっくりと煮詰めて作られたメープルシロップは、天然の旨味調味料のようなもの。料理に少し加えるだけで、複雑な旨味をさっとプラスすることができます。
メープルシロップで、毎日の食事だって「美味しい！」がもっと簡単に。

酢は単に酸味を与えるだけでなく、他の調味料との組み合わせや食材本来のおいしさを引き出すなど、味に奥行きを与える重要な役割を果たしています。
酢の爽やかさは残しつつ、メープルシロップが全体を包み込むような、まろやかなハーモニーを生み出します。

多くの和食に欠かせない醤油は主に大豆と小麦から作られ、その豊かな旨味で高く評価されています。
醤油の旨味とメープルシロップの風味豊かな香りが複雑に絡み合い、より一層深い味わいに。

味噌の旨味は発酵という自然の力が生み出すもの。
メープルシロップのまろやかな甘みと旨味が味噌の風味を包み込み、口当たり優しいコクを増します。

だしは、料理の味に豊かな奥行きを与えるベースとなる要素です。
メープルシロップの芳醇な甘みがだしの旨味と相まってそれぞれの食材が持つ個性を際立たせ、お料理がまろやかなのにくっきりと仕上がります。