最新の研究成果

メープルシロップの持つ高い抗酸化作用と フェノール化合物の含有を発表(2008年3月)

ケベック・メープル製品生産者協会(カナダ・ケベック州)は、公正な機関(ケベック大学シクチミ校および聖ジュスティーヌ病院付属分子医学研究所)に研究を依頼し、メープルシロップの栄養成分に関する研究を進めてきました。その研究において、フェノール化合物(ポリフェノール)の含有および抗酸化作用が認められたことを、2008年3月7日に発表しました。

フェノール化合物の測定結果によると、メープルシロップにはその抗酸化作用がすでに認められているフェルラ酸やp−クマル酸を含む多くのフェノール化合物が含まれていることが判明しました。

また、抗酸化作用の測定結果によると、ORAC値が高く、高い抗酸化能をもつ食品であることがわかりました。

ORAC(Oxygen Radical Absorption Capacity:活性酸素吸収能力)とは、1992年に米国国立老化研究所と米国農務省の共同研究により開発された抗酸化能を総合的に測定する方法で、ORAC値は具体的に抗酸化能を表す数値として、米国では一般的に用いられており、日本でも広がりつつある指標です。

メープルシロップのORAC値は、大さじ1杯21gあたり297(表1)でした。この値は、一般的なはちみつのおよそ2~4倍(表2)にあたります。さらに、一般的に抗酸化能が高いとされる果物や野菜では、メロン(ハニーデュウ)1切れ分またはきゅうり1本分(表3)に相当します。

これらの研究結果により、おいしいだけでなく100%天然で安全、かつその機能性食品としての可能性が期待されるメープルシロップは、食生活のあり方が話題となっている現代社会において毎日の食卓に取り入れるにふさわしい食品といえます。今後もケベック・メープル製品生産者協会は、メープルシロップの栄養成分の研究をさらに進め、からだへの効果を解明していきます。
 
<表1>
 
ORAC値
メープルシロップ 大さじ1杯 21g
297
(ケベック・メープル製品生産者協会発表データより換算)

<表2>
 
ORAC値
クローバーはちみつ 大さじ21g
137
アカシアはちみつ 大さじ21g
63
(米国蜂蜜協会発表データより換算)

<表3>
 
ORAC値
メロン(ハニーデュウ)1切れ 100g
241
きゅうり 1本 100g
214
キャベツの葉 1枚 50g
254
アーモンド 5粒 6g
267
エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ1杯 12g
138
(米国農務省発表2007年ORACデータより換算)

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メープルシロップ

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