フィットネスコラム 筑波大学 准教授 麻見 直美

実走!! レースを振り返り

《実走!! レースを振り返り》


つくばマラソン(11月23日・茨城県)に、23名のメープルランナーズが出走。11月1日のキックオフイベントから約3週間――。カナダ産メープルシロップを日々摂り続けて臨んだレースで、メンバーたちは快走を見せた。
 
 

8㎞ごとにメープルグミを補給し、自己ベスト達成!

水谷美之里さん / タイム:3時間24分32秒
 
キックオフセミナー(11月1日開催)で提出した食事チェックシート(直近の朝・昼・夕食の内容を記入)に、麻見先生から「まだまだ栄養不足」とフィードバックがあったので、食事に気を付け、カナダ産メープルシロップもしっかり摂るようにしました。毎朝飲むコーヒーには、砂糖とミルクの代わりに、またトレーニング時にはスポーツドリンクにメープルシロップを入れて飲むようにしました。そのおかげか、もともと貧血気味だったのが少し改善されたように感じています。レース1カ月前には20km走やスピード練習も行いましたが、以前と比べて翌日まで疲れを持ちこさなくなりました。つくばではメープルエナジーバー、メープルグミを8kmごとにとり、最後までエネルギー切れをおこさずに粘れたので、自己ベストを18秒更新できました。
 
 

メープルを携帯し、5㎞ごとの給水と一緒に摂取

中島瑞恵さん / タイム:3時間55分44秒
 
カナダ産メープルシロップは、トレーニング時には自家製スポーツドリンク、普段はほうじ茶ラテに入れて摂取していました。そのおかげか、以前より疲れを感じることなくつくばマラソン当日を迎えることができたと思います。
本番では、スタート前にメープルドリンクとメープルエナジーバーをとり、さらにフラスクにメープルシロップを携帯して走りました。これまでのレースでは、市販のスポーツ用ジェルを10㎞毎にとっていたのですが、最近ではケミカルな味がどうしても受け付けられなくなっていました。その点メープルは、味もよく、身体にスッと入ってくるので、携帯にはぴったりだと感じました。5kmごとの給水でメープルを少し口に含み、水やスポーツドリンクで流し込んで補給。目標だった4時間切りを達成しました。
 
 

多様な栄養素に美味しさ、手軽さ。
メープルを活用することで、より良いrunners生活を

(麻見 直美先生コメント)
 
 メープルを摂るようになって一番変わったことは、今まで以上に飲食に気を配るようになったことではないでしょうか? メープルそのものの効果は勿論のこと、メープルを摂る習慣をもつことで食生活に今まで以上に気を配ることになったのが自己ベスト更新、目標達成につながったと思います。
 メープルには、様々なポリフェノールが含まれており、その優れた抗酸化作用が、運動時に生じる余剰の活性酸素の消去に寄与し、結果として疲れが残りにくかったことが想像されます。
 メープルの甘味は、さわやかで、後味がスッキリしているのが特徴です。運動中の味覚変化に伴ってスポーツドリンクなどは飲みにくくなっていきがちですが、運動中にも飲みにくさを感じずに適切に水分補給することが可能になったことも、パフォーマンスに好影響を及ぼしたと思います。体重の2%以上にあたる水分を失うとパフォーマンスが落ちることが知られています。運動中の飲水は、飲み過ぎへの注意も必要ですが、多くの場合は不足しがち。美味しく飲めたことで、適切な量の飲水ができたのではないでしょうか?
 同時に、糖を補給しているわけですから、エネルギー補給ができて、最後までエネルギー切れを起こさずに済んだことも パフォーマンス向上に貢献したと思います。
 メープルは運動時に消費が増える栄養素や、日本人の食生活で不足しがちな栄養素を豊富に含んでいます。抗酸化物質を多種類に豊富に含んでいることも魅力です。そして手軽に混ぜるだけ、溶かすだけ……と甘味料(調味料)の代わりとして使えます。この素晴らしい自然の恵みを充分に活用してrunners生活を益々楽しんでいただきたいと思います。 
 
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